猫が好きな方、よかったらうちの猫の話と写真を見てください。

 

 

先日、14歳の猫を看取りました。名前は大吉といいます。

大吉は野良猫でしたが、生後半年頃に東京・両国のあたりで、事故かなにかで後ろ脚を粉砕骨折していたところを保護されました。
保護した方が飼えず、縁がありうちに来ました。

後ろ脚も、全然骨折の跡を感じません。
手術した先生曰く、イタリア製のなんかめっちゃいい金属棒を入れたと言っていました。
12歳あたりから左右非対称に座るようになり、高いところにも登れなくなってきましたが、そのためかはわかりません。年齢のせいかも。

 

「大吉」は保護した方が付けた名前です。
大怪我したけどこれからいいことがたくさんあるように、とのことでした。
私のところでよかったのかな。
可憐な子猫時代は短くて、すぐ大きくなっちゃいました。

子猫のときは絶対そんな顔しなかったよねっていう顔も増えました。

可愛いかったです。とても。
大吉のおかげで、当時の仕事も頑張れました。

 

大吉がうちに来た一年後に、保護猫をまた引き受けました。
相性など心配しましたが赤ちゃんや幼児(猫も人間も)には優しかったです。
アレコレされても絶対攻撃しませんでした。私はときどきされましたが。

同居猫が大きくなると猫パンチとか容赦なかったですが…
でも喧嘩したり、寄り添って寝たり、悪くない関係だったと思います。

ガタイもいい方だったんじゃないかと思います…
骨格自体大きかったような。腕筋(?)とかも強そうだし。

内臓のほうの、大きな手術をしたこともありました。
入院中に「大吉ちゃんがッ…シャーシャーがすごくてッ…処置のために鎮静剤打っていいですかッ…!?」って看護師さんから電話が来ました。
エリザベスカラーも割れて、でも取ってもらえなくてちょっとシュンとしてるね。

粗末な家を与えられて鬼の形相です。
うそ。段ボール大好きでした。

冬はホットカーペットを愛していました。

私が絵を描くようになって遅くまで作業していても、日付が変わる頃にはよく迎えにきてくれました。デスクに乗って、すぐ隣で待ってました。
ベッドに横になると脚の間とか脇の辺りに挟まってきて、いつも一緒に寝ました。

変わっていく生活の中で、いつも側にいてくれました。
もう少し、生きていてくれると思っていました。

 

14年で私もいい大人になって、涙が止まらなくても、時間が経てば薄らいでくることを知っています。

あんなに毎日一緒に寝ていて、起きたら踏まないようにまず居場所を確認するのが当たり前だったのに、今朝はそれをしませんでした。様子がおかしくなってからは大吉の死で頭がいっぱいだったのに、仕事を頑張ろうと思うこと、やるべきことに頭を切り替えられるようになること、掃除や片付けをするたびに居た痕跡が減っていくこと、いない生活が当たり前になっていくこと、忙しい日や楽しいことで頭がいっぱいになる日は思い出しもしなくなるだろうことが、本当にいなくなってしまうようで、今は悲しく怖いです。

だから誰かに大吉のことを話したくて書きました。
大吉という猫がいて、私の大事な猫でした。


読んでくださってありがとうございました。